よく「ジョン夜さんの家では子どもに韓国語で話しているんですか?」と聞かれるのですが、うちは夫婦の母語が日本語で、会話も日本語なので、子どもに話す言葉は日本語です。でも、韓国語はきちんと習得させたいと考えています(子どものうちに韓国の親戚宅に一定期間預ける、小学校から民族学校の通わせるなど)。子どもがまだ小さいので、今は母語の習得過程を興味深く観察しているところです。
先日、家に帰ると、もうすく2歳になる長男ギヒョが下半身フルチンで「うんち! うんち!」と泣き叫んでいました。嫁さんに聞いたところ、うんちをしていたのでおむつを替えて、そのおむつをベランダのゴミ箱に捨てた。ところが、突如泣き始め、新しいおむつを拒否。「どうしたの?」と聞いたら、本棚にダッシュして韓国の絵本『강아지 똥(こいぬのうんち)』を引っ張りだして手に取らせた。そして「うんち!」と泣き始め、うんちを捨てたゴミ箱のあるベランダに母親を引っ張っていき、捨てたおむつを返せとアピールしているとのこと。
泣く姿があまりに面白かったので動画に収め、今日が2歳の誕生日なので親バカを発揮してここで紹介するつもりだったのですが…。だったのですが、よくみると꼬추が丸写りだったので、これは自主規制せざるをえません(꼬추が何のことかはお分かりですよね、みなさん!)。
家にある絵本は基本的に日本語の本なのですが、『강아지 똥』だけ『hana Vol.04』でイム・チュヒさんに朗読していただいたものが家にあり、1、2回だけ韓国語の部分をテキトーに読んであげたことがあります。そのときに絵をみて、「一塊のうんちにも五分の魂」があると、感じ取ったのかもしれません。ただし、嫁さんの意見は「おむつを替えるタイミングがかなり遅れ、長い時間うんちと一緒だったので、同志的連帯感を持ったのではないか」との分析。私は息子の学習力、感受性のほうを信じたい! すると嫁は「だったら韓国の母親はみんな、この本に困り果ててるんじゃないの!」と怒っていました。私が帰るまで、よっぽど手を焼いたのでしょうか? 確かに、うんちと仲良くされても困るので、「危険な」絵本ではあります。それにしても小学生がうんちネタが好きなのは、このあたりから始まるんでしょうかね?
同じような経験をお持ちのパパ・ママさんたち、教えてください!
강아지똥販売ページ(ハングルの森)
http://www.hanglesup.com/shopdetail/017000000033/017/O/page1/order/
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