みなさん、こんにちは。
楽しみにしていたGWもあっという間に終わり5月ももう半分が過ぎようとしています。
行く先々にきれいな花が咲き、緑あふれる季節になってきましたね。
きれいな花と言えば、先日の「母の日」! 私は今年も義母と実家の母に恒例のお花を送りました。そして息子からはメッセージ付きの似顔絵を貰いました。そのメッセージには「엄마,언제나 고마워요.(ママ、いつもありがとう)」と一生懸命書いたであろう文字が…ふふふ。
さて、今日は韓国の「어버이날(両親の日)」, 「스승의 날(先生の日)」のお話です。
韓国の5月は「家庭の月」と言って家族行事が多いです。5月5日の「子供の日」が過ぎれば5月8日「両親の日」、15日は「先生の日」と続きます。そして大きな行事はありませんが21日は「夫婦の日」です。
韓国では「両親の日」にカーネイションとプレゼントを渡すのが恒例ですが、この風景も時代の流れと共に変わってきました。両親の胸にそっと挿してあげていた1本のカーネイション。今では両腕いっぱいの花かごに。そしてプレゼントもささやかなものから「現金入り封筒」へと変わっていきました。もちろん費用の方も…
「先生の日」とは、先生に感謝する日です。先生は家族ではありませんが、両親と同じだという認識を持ってきた韓国人にとって、先生の日は家族行事に負けず劣らず大切な日なのです。先生の日を記念して、学校では行事が行われ、
스승의 은혜는 하늘 같아서, 우러러 볼수록 높아만지네. 참되거라, 바르거라 가르쳐 주신 스승은 마음의 어버이시다. 아아, 고마워라, 스승의 사랑, 아아, 기억하리, 스승의 은혜
(先生の恩恵は空のようで、仰ぎ見るほど高くなる。誠実であれ、正しくあれと教えてくださった先生は心の親。ああ、ありがたい、先生の愛、ああ覚えておこう、先生の恩恵を)
と先生を敬う歌を歌ったりもします。
今日15日の「先生の日」は、韓国のあちらこちらの教室で「선생님,감사합니다.」の声と共に先生、生徒たちの笑顔が溢れているのでしょうね。
(編集部員H)