みなさん、こんにちは。


 涼しさと暖かさが混ざった秋もいつの間にか過ぎ去り、心地よかった風もだんだん冷たく感じられるようになってきた今日このごろ、みなさんいかがお過ごしでしょうか?


 HANA社内では、今年最後の忙しい時期を迎えております。


新刊の準備も着々と進んでいるので、近日中にみなさまに発表できる予定です。どうぞお楽しみに。



 さて、あっという間に過ぎ去ってしまった秋ですが、韓国で秋といえば、ススキやアシを楽しむことのできる絶好の季節でした。そこで今回は、ソウルでも気軽に楽しめるススキを探しに「ハヌル公園(하늘 공원)」へ行ったときのことをレポートしたいと思います。

 

 ハヌル公園はソウルの上岩洞に位置し、ゴミの埋め立てを公園に造成し、2002年に開園した公園です。風向計を利用した風力を資源に使い、ゴミから出るメタンガスを精製し、ワールドカップ競技場と周辺地域に天然ガス燃料を供給しています。人工的に造成された場所のため、風土に適合する木や草を植えなければいけないのですが、そこにちょうど合う植物がススキだったといわれています。5万8千坪にもわたる広い敷地に、ススキたちがゆらゆらと揺れている姿は壮観です。

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 ハヌル公園に行くには、階段を上らなければなりません。入口には、階段が苦手な人たちのために電気車が待機しています。「ジムグリガエル(韓国語ではメンコンイ)電気車」というかわいい名前が付いているこの電気車は、2000ウォンで乗ることができます。階段を上がれば、ワールドカップ競技場や都心が見下ろすこともできます。

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 入口からあまり離れていないところに、売店が1つあります。ここでパラソルの下に座りながら、コーヒーを一杯飲むのも楽しみのひとつ。ただ、お菓子や飲み物は売っていますが食堂ではないので、ここに来るときは食べる物をあらかじめ準備して行くのもいいでしょう。

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 自分の背よりも高いススキ林のあいだに体を隠して、「私をつかまえてごらん」という恋人たちの姿が想像できます。私がそうしているのはいいけれど、他の人がしているのを見たら?…どうでしょう。

 

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 漢川に接しているので、眺めも非常にいいです。

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 あ、ここにもありましたね。2人の恋を永遠にロックしておきたい恋人たちの鍵が、チラホラとかかっています。

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 道を一つ渡れば、暖地漢川公園があります。まだ体力があったら、そこに行って自転車に乗るのもまた爽やかな気持ちに浸ることができます。自転車道は見事に整備されていて、気持ちよく自転車を走らせることができます。

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 あっという間に過ぎ去ってしまった、秋。秋は短く、物足りない気持ちもあります。ですが、そんな季節だからこそ、こうして外へ出て、秋だからこそ楽しめるものを探してみるのもいいですね。

 

 来年の秋、みなさんもソウルへ秋を感じに足を運んでみてはいかがでしょうか?