みなさん、こんにちは!

おとといの大雪で積もった雪もほとんど融け、今日は冬晴れ。

まだまだ寒い日が続いていますが、少しずつ少しずつ、春に近づいているのかもしれませんね。

 

今回は、自分で実際にやった韓国語の勉強法ついてお話したいと思います。

 

私が韓国で暮らす事が決まったのは今から約9年前(もうそんなに経っているなんて・・・!)の中学3年生の夏休み。

その時私は、ハングルすら読めず、理解できる韓国語といえば

안녕하세요.<こんにちは。>

<ごはん>

くらい・・・。言えてもハングルではもちろん書けませんでした。

 

そんな基礎も分からぬ状態で韓国へ行ってしまった私。

まず最初に、ハングルを読めるようになるために、ハングル表(日本でいう、あいうえおの表)を家のあらゆるところに貼り付けて、いつも目に付くようにしていました。

そしてそれを声に出して読んだり、マス目のあるノートを買ってきて、1行に1文字ずつひたすら書いたりしていました。

 

でもやっぱり、それだけだとどうしても挫折しそうになってしまうんですよね。

ずっと同じことの繰り返しで楽しくない、それなのになかなか覚えられない・・・

当時中学生でちょうど思春期に突入していた私にとってはそれがとても苦痛で、日本に帰りたいと言って泣きながらお母さんとけんかしたり、勉強なんかしなくても生きていけるもん!と言って途中で逃げたりしていました。

 

そんなある日、いとこのお姉さんにCDをプレゼントしてもらいました。

今では日本でもK-POPブームになっていますが、その時はKPOPについて何も知らず・・・。

でも音楽は大好きだったので、そのCDを聞いてみたらとてもいい曲ばかりで、その中でも特に好きになった曲を、何回も何回もリピートしました。

でも何度も聞いているうちに、

「この歌詞、どういう意味なんだろう・・・」

と気になるようになったんです。

 

そこから、【歌詞カードを訳す】というのを始めました。

その歌手のアルバムをはじめ、日本でもその頃すでに有名になっていたBoAや、その時韓国で人気だった歌手のアルバムを買って、歌を聞きながら辞書を片手に歌詞カードを訳す毎日。

でもやっぱりそれをやるのにも、最初の基礎が分からないとなかなか難しいので、最初にやっていたハングル表の勉強も同時進行。

でもそれがとても楽しくて、歌の意味が分かると歌を聞くときにより感情が入りやすくなり、それが自分の中で何よりも嬉しかったんです。

そして、それと同時にハングルも、韓国語の単語も、だんだんと読めて理解できるようになっていったのです。

 

勉強でも何でも、嫌だな、楽しくないなと思いながらやると、なかなか続けられないもの。それをすることがストレスになってしまって、好きになるどころか嫌いになってしまうことって多々あると思います。

でもこうやって興味があるもの、好きなものから入ることで、大変なことも楽しみながら気楽にでき、それがちょっとでも成果が出ていると、嬉しくてまた頑張って続けられる・・・

そしてそのことによって、いつか自分でもびっくりするくらいの成果が得られている☆

そうなれたら・・・それほど嬉しいことはないですよね♪

 

今回の私の場合は、歌の歌詞の意味を知りたいというのが楽しく勉強することにつながりましたが、それがドラマでも、映画でも、俳優さんでも、何でもいいと思います。

基礎や文法の勉強は、どの国の言葉でもなかなか前に進まなかったり、退屈になりがち。

でも、あのセリフ、どういう意味だろうとか、あの俳優さん、何て言ってるんだろうとか、

そういうのをきっかけにして、楽しく韓国語を勉強してくれる人が増えてくれるといいなと思っています!


最近では韓流ドラマ、K-POPなどが日常に溢れ、日本にいても韓国を知る機会がどんどん増えてきていますね。

聞いた話では、若い女の子たちがK-POPにハマったのがきっかけで韓国語を勉強し始めているんだとか。

私もこの間、電車の中である女子高生のかばんに、ハングルが書いてあるバッジが付いているのを見て、とても嬉しくなってしまいました(´∀`)

そういう人が、もっともっと増えてくれたらなと思う今日この頃・・・。

そして私も、若い子たちを見習って、もっと韓国語のお勉強を頑張ろうと思う今日この頃でした!


ちなみに・・・【私が歌詞カードを訳す】ようになったきっかけとなった曲は、

이 수영  “라라라”

イ・スヨンの「ラララ」というバラード曲です。

韓国でも大ヒットしたこの曲、みなさんもよろしければぜひ聞いてみてくださいね♪


【弥】