先週末、東京の韓国文化院で開かれた「話してみよう韓国語 2011」 東京・中高生大会を見てきました。この大会にはHANAもささやかな協賛をしており、実は私自身も何年か前の大会で審査委員を務めたことがあります。
大会には、なんと110人を超える参加者が集まりました。指定された写真をもとに文章を創作しそれを読み上げる「フォトメッセージ部門」と2人1組で台本にしたがって演技する「スキット部門」に分かれて、お昼から夕方6時まで発表が繰り広げられました。
(大会の様子を写真でみることができます)。
http://www.koreanculture.jp/info_photo_view.php?number=431
仕事を終えてからいったので、最後のあたりの発表しかみられませんでしたが、みんな上手い!
しかもその人たちが誰も入賞できなかったということは、先に終えた人たちの中にはもっと上手な人たちがいたということでしょう。参加者数といい発表のレベルといい、私が審査委員を務めたときから、格段の進歩を遂げていることが見て取れます。
授賞式では、賞をもらって歓声を上げる人、涙を流す人と、青春ドラマさながら。また、副賞が「韓流○○グッズ」「○○DVDサンプル盤」などとアナウンスされるたびに、羨みの声や歓声が上がるのを見て、「韓流」はもはやおばさまだけのものでないことを再認識させられました。最後の集合写真で参加者全員(ほとんど女性)が舞台に上がった光景は圧巻でした。
運営にあたっている人たちも過去に出場者として参加した大学生の方々ということで、若い人たちの韓国語学習熱、そしてその拡大を身近に感じることができる貴重な経験となりました。
HANAでも、こういう人たちの熱意に答えられる教材を作っていきたいものですねえ。
(ジョン・ディオール)