※このコーナーは、『韓国語ジャーナル hana』の定期購読者に送付されている会報誌『hana通信』の「嗚呼、副編 懐かしのK-POP」を再編集したものです。

【懐かしのK-POP】我が心のH.O.T.
1990年〜2000年初期の韓国歌謡が好きすぎて、この業界に入ってしまい、今や『hana』の校了に追われる々を送る羽目になった副編です。

みなさん、H.O.T.知ってますか。H.O.Tじゃないです、Tの最後にピリオドが入ります(こだわり)。High-five Of Teenagersの略(「10代の勝利」って意味、ダサイ)。通称에쵸(에이치오티の略。SMエンタが世に送り出した最強アイドル。

東方神起の大先輩だとか、今や中年アイドル신화(神話)のちょい先輩だとか、バラエティーでよく見るおもしろデブおっちゃん문희준(ムン・ヒジュン)が実は元アイドルで、その時の所属グループだということはご存じですか。

上着もズボンもでかすぎて小顔効果抜群のHIPHOP風衣装や、「愛嬌」という言葉では片付けられないほど奇抜な配色の衣装。前から見たらおかっぱ、後ろから見たら刈上げという、衝撃的なヘアーを流行させた彼らであります。

彼らの何がそんなにかっこよかったのか?と聞かれても、今は一つも答えられませんが、에쵸の一挙手一投に、韓国中の女子が熱狂し、時には気絶したり自殺したりと、国を巻き込んでの社会現象がいくつも生まれました。

15才だった副編の맘を一瞬でさらっていった에쵸。当時の私はまさにドラマ「応答せよ1997」のソン・シウォンそのもの。日本初팬미を八王子だったかの郊外で開催されたの覚えているあなたとは朝まで飲めます。

에쵸の代表曲といえば、「빛(HOPE)」「캔디(CANDY)」「행복(FULL OF HAPINESS)」「We are the future」「I yah!!」「열 맞춰(LINE UP)」。複雑な音変化も抑揚も、激音も濃音も、単語も文法も、全て에쵸の名曲が教えてくれました。

빛(HOPE)

캔디(CANDY)

행복(FULL OF HAPINESS)

We are the future

I yah!!

열 맞춰(LINE UP)