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連日メディアを賑わす今回の金融不況。本来なら対岸の火事のはずのわがHANA社ですが、実はここ数日このニュースが大変気になります。それもそのはず、11月出版予定の「やさしい韓韓辞典」の印刷製本を韓国で行う予定で、支払がウォン建てなのです。見積を作ったのははるか前、確か1万円=8万ウォンくらいのウォン高のときだったでしょうか。しかし、ここ数日は1諭吉先生が世宗大王14人分じゃないですか! この差額はバカにならない! 夏頃に出るはずの本がずるずると遅れたのも「ケガの功名」とばかり、毎日毎日為替情報をチェックし、タイミングを見計らって先週金曜日に韓国系銀行に送金しに行きました。ところが、銀行にはウォンを買う人が押し寄せていて、50番まである待ち札はすべてsold out。待ち札なしに待っている人もさらに20人ほど。みんな考えることは同じなのね…。結局その日はあえなく撤収しました。 (ジョン夜)