※このコーナーは、『韓国語ジャーナル hana』の定期購読者に送付されている会報誌『hana通信』の「嗚呼、副編 懐かしのK-POP」を再編集したものです。
今回は2000年代初頭の女性歌手の韓国バラードを、ひたすらご紹介していこうと思います。聴いたことのない曲があればぜひ聴いてみてください。あなたの涙腺が崩壊する一曲に出合えるかもしれません。
韓国バラード、確実におすすめしたい曲ナンバーワンは、WAXの「부탁해요(お願いします)」。元彼の新しい彼女に「그 사람을 부탁해요. 나보다 더 사랑해 줘요.(その人をお願いします。私より愛してください)」とお願いする内容の歌詞で、もうそのお願い事項(?)の数々が切なすぎて、涙腺崩壊。WAXは「화장을 고치고(化粧を直して)」の方が有名ですが、私は「부탁해요」一択です。
「부탁해요」
せっかくなので、「화장을 고치고」も聴いてみてください。
次に、今聴いても泣けるほど聴き込んだバラードと言えば、LYnの「아직도 사랑하는데(まだ愛しているのに)」と「사랑에 아파 본 적 있나요(愛に傷付いたことはありますか)」の2曲。どちらも、歌詞を全部ここに貼り付けてご紹介したいくらい、悲しくも美しい歌詞です。ぜひ聴いてほしいなあ。
「아직도 사랑하는데」
「사랑에 아파 본 적 있나요」
日本の五輪真弓の「恋人よ」をカバーした、린애(リネ)の「이별후애(離別後愛)」も、ナイスバラード!(笑)原曲に負けず劣らず悲しい悲しい曲に仕上がっています。
「이별후애」
박정현(パク・ジョンヒョン)の「꿈에(夢に)」も名曲ですね。ロックバラードに仕上がっているんですが、体格の小さい彼女のどこからあんなにパワフルな声が出るのかと驚きます。当時、野外スタジオで彼女が歌う「꿈에」を聴いたときに、感動で涙腺崩壊。以来大好きな一曲です。
「꿈에」
이수영(イ・スヨン)のバラードも外せませんね。「그리고 사랑해(そして愛してる)」や「라라라(ラララ)」。骨太バラードという感じで、カラオケでも歌いやすくおすすめです。
「그리고 사랑해」
「라라라」
愛らしいルックスで当時人々の心を掴んだ장나라(チャン・ナラ)のバラードもいいですね。「그게 정말이니(それは本当なの)」「아마도 사랑이겠죠(たぶん愛でしょうね)」「눈물에 얼굴을 묻는다(涙に顔を埋める)」など、清純派バラードです。
「그게 정말이니」
「아마도 사랑이겠죠」
「눈물에 얼굴을 묻는다」
あとは……、とまだまだ紹介したい曲はたくさんあります!
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