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韓国第2の都市、釜山では「釜山マル」と呼ばれる方言が話されています。釜山は日本と地理的に近く人的往来が盛んなこともあり、実は日本人にとってこの釜山マルは身近な言葉でもあります。本書は、この釜山マルを、音声から、文法から学べる、日本で唯一の語学書です。
※本書は、小社から2013年に刊行された『楽しい韓国語の方言ワールド 話してみよう!釜山語』から観光情報を割愛し、音声提供をダウンロード方式へと変更した改訂版です。
本書ではまず、1章で韓国語の標準語とは異なる釜山マルの発音と文法を解説し、2章で音声付きのフレーズ集で実際の釜山マルの表現を標準語と比較しながら学びます。さらに3章では、全編釜山マルで釜山を舞台に繰り広げられる音声ドラマで耳を慣らすと共に、1、2章で学んだ知識を確認する構成になっています。
まずは1章から始めて、文法をきちんと理解すれば、釜山マルのルールを学ぶとどういうときにどの語尾や表現を使うのか、標準語の語尾が釜山マルではどのように変わるのかが、一定の規則として理解できるので、あとあと上達も早くお勧めです。
すぐにでも釜山マルを話してみたい人は2章から始めても構いません。2章のフレーズは旅行や生活ですぐに使える有用なフレーズを厳選し、実用度満点。フレーズに釜山マル特有の発音・文法項目が含まれている場合は、「→」指示に従い1章の該当項目に行き、すぐ説明を参照できるように工夫がなされています。また、フレーズによっては、どのような状況、文脈で使われるのかについてなど、1章で触れられなかった注意点についても補足してあります。
すべての登場人物が釜山マルで会話を交わす3章のショートドラマは、釜山で活躍する俳優たちが登場人物を演じ、丁寧語とぞんざい語を満遍なく含んで進行する生きた言葉の宝庫。他の韓国語学習書ではありえない傑作です! リスニングだけでなく、リピーティングやシャドーイングなど音声にならって発音する練習を行うことで、本では十分に説明しきれない、釜山マルの抑揚やイントネーションを会得することができるはずです。
音声CDは、釜山マルだけで構成され日本語や標準語のナレーションはありませんので、シャドーイングなどの練習に打ってつけです。
※発音のフリガナ表記はありません。韓国語(標準語)の入門レベルを終えている方が対象になります。
※音声ファイルを下記リンクよりダウンロードできます。https://www.hanapress.com/archives/11912