みなさん、こんにちは!
厳しい寒さもようやく峠を越し、暖かい春の季節を少しずつ感じられるようになった今日このごろ・・・みなさん、どのようにお過ごしでしょうか?
日本の人々が韓国に関心を持つようになった理由の1つとしてあげられるのが、韓国映画や韓国ドラマ。今ではDVDレンタルショップへ行くと、多くのところで「韓流コーナー」が設置され、誰でも気軽に韓国映画や韓国ドラマが見られるようになりましたね。
特に韓国映画は、日本とはまた違った、韓国独特の雰囲気を持った映画が数多くあります。
今日の「週刊HANA
PRESS」では、そんな韓国の魅力を感じる事のできる韓国映画の中から、HANAスタッフおすすめの映画をジャンル別にいくつかご紹介したいと思います。
*まずは恋愛編*
“국화꽃 향기“<菊花の香り〜世界でいちばん愛されたひと〜> 2003年
韓国で100万部以上のベストセラーとなった小説を映画化したこの映画。数々の韓国映画を見てきた某スタッフおすすめの恋愛映画です。物語の主人公であるイナと、そんなイナの一途な愛を受け、幸せに暮らしながらも病に冒されてしまうヒジェ。2人の愛の深さに、きっと涙することでしょう。
“봄날은 간다”<春の日は過ぎゆく> 2001年
日本でも人気のある女優イ・ヨンエ主演の映画。青年サンウと、年上で離婚経験がある女性、ウンス。恋愛する上でのお互いの気持ちの変化や葛藤を描いている、ちょっと大人向けの恋愛映画かもしれません。静かな世界観が好きな某スタッフおすすめの恋愛映画です。
“클래식”<ラブストーリー> 2003年
韓国での原題は「クラシック」。「猟奇的な彼女」「僕の彼女を紹介します」など、さまざまな恋愛映画を製作しているクァク・ジェヨン監督の作品。親子二代に渡る、ロマンティクだけれども切ない愛の物語に涙が止まりませんでした。この映画を見ると、運命って本当にあるんだと思える、そんな究極の恋愛映画です。
*ヒューマンドラマ編*
“꽃피는 봄이 오면”<春がくれば> 2004年
「シュリ」「オールド・ボーイ」などで知られる韓国の名優、チェ・ミンシク主演の映画。トランぺッターでありながら、未だ交響楽団に入るという夢を実現できずにいる中年男のヒョヌが、ソウルから遠く離れた炭鉱町にある小学校の吹奏楽部で指導をしてくうちに、人の温かさに触れながら自分自身も成長していく、心温まる物語です。
*スリラー編*
“10억”<10億>
2009年
豪華俳優陣が勢揃いしたこの映画。優勝賞金10億ウォンのサバイバルゲームに年齢も職業もバラバラな8人の男女が招待され、ゲームの目的も知らぬまま会場であるオーストラリアのパースへ渡るが、そこで待ち受けていたのは生きるか死ぬかのサバイバルゲームだった・・・死と隣り合わせになった時の人間の悲壮感と狂気、見る勇気のある方は、ぜひご覧になってみてください・・・。
* コメディ編*
“과속스캔들”<過速スキャンダル> 2008年
「猟奇的な彼女」のチャ・テヒョン主演の韓国で大ヒットしたハートフルコメディー映画。人気ラジオDJのヒョンスと、ヒョンスの娘だといっていきなり現れたジョンナム、そしてそのジョンナムの息子のギドン。その3人のやりとりが笑えて、だけどほろりと涙が出る、そんな心温まる映画です。
*番外編*
–インディーズ映画–
“반두비” <バンドゥビ> 2009年
韓国出身の某スタッフがおすすめするこの映画はインディーズ映画でありながら、日本の映画祭にて2つの賞を受賞した作品。「バンドゥビ」はベンガル語で「真の友達」という意味。その題名通り、バングラデシュ出身の移住労働者カリムと、韓国の女子高生ミンスの友情が映画の中では描かれており、また現代の韓国の様々な社会問題にも切り込んだ作品です。
–実話に基づいた映画–
“실미도” <シルミド> 2003年
1971年に実際に起こったシルミド事件。長年明らかにされていなかったこの事件の背景を描いたこの作品。時代に翻弄された男たちの壮絶な運命にたくさんの人が涙し、大きな反響を呼びました。この反響を受け、韓国政府は2005年にこの事件の真相追求を決定。「映画が国を動かした」といわれるほど、この映画が与えた影響はとても大きかったといえます。
“길소뜸” <キルソドム> 1985年
朝鮮戦争後の韓国の状況をリアルに描いたこの作品。南北分断により、たくさんの人々が家族とバラバラになっていた時代。1983年に実際に行われていた、ビラやプラカードを使いながら必死に離散した家族を捜す公開番組を背景に物語は展開していきます。朝鮮戦争がもたらした悲劇を描いたこの映画は、韓国の歴史を知る上でもとても重要な部分を取り上げた作品だと思います。
みなさん、いかがでしたでしょうか?恋愛映画から歴史的な出来事を描いた映画まで、様々なジャンルの映画をご紹介いたしました。
また近いうちに、こういったスタッフのおすすめ映画などをご紹介していければと思っておりますので、みなさんお楽しみに〜☆
さて、今日の「週刊HANA PRESS」はここまで・・・
今月の「週刊HANA PRESS」も、いつの間にか最後・・・月日が経つのは早いですね。
これからも、みなさんに関心を持っていただけるような情報を発信していけたらと思っておりますので、ぜひ遊びにいらしてくださいね♪
そして、HANAではツイッターも随時更新しています!
最近では「ひとこと韓国語」も随時更新しているので、ぜひみなさんも活用してみてくださいね☆
そして、「週刊HANA PRESS」で韓国について紹介してほしいこと、ご意見・ご感想など気軽に書き込んでいただければと思います!
Twitterアカウント @hanapress
それではまた、来週の木曜日にお会いしましょう!